第14回 AMD Award '08

理事長賞

  • モンスターハンターポータブル 2nd G

[受賞者]
株式会社 カプコン
『モンスターハンターポータブル2nd G』 開発チーム


モンスターハンターポータブル 2nd G

授賞理由

PSP向けゲームソフト国内歴代TOPを売上げ、現在は、ベスト版を含め300万本以上の出荷を記録している。PSPの通信機能を駆使し、協力プレイのおもしろさを日本中に浸透させた。ネットワークサービス・コンテンツの未来像を示すと同時に、数百時間のプレイでも飽きさせない魔力を称える。

受賞コメント

この度は、素晴らしい賞をいただきまして、本当にありがとうございます。今後もゲームの楽しさを皆様にもっと知っていただけるような作品を作り出していけるようスタッフ一同、最大限努力してまいります。

作品紹介

同タイトルは、プレイステーションポータブル(PSP)向けソフトで、2008年3月27日に発売以降、日本国内で300万本※1を出荷した(2009年2月12日現在)ビックタイトルです。また、昨年の日本市場にてトップの販売本数を記録しました。
大ヒットを続けているモンスターハンターシリーズは、雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲームです。同タイトルの特徴は、これまでのゲームには無かった革新的なゲームシステムの搭載です。PSPを持ち寄ることで、最大4人が同時にプレイし、一致協力して強大なモンスターに挑む通信プレイがゲームを通じた新しいコミュニケーションを創出し、学生や女性を含む幅広い年代層に受け入れられました。ファーストフード店や公園など人の集まるところにPSPを持ち寄り、互いにワイワイ指示や助けを求めながらはしゃぐ風景があれば、それは確実に『モンスターハンターポータブル2nd G』といわれるほど、全国各地で社会現象を巻き起こしました。
この『モンスターハンターポータブル2nd G』の大ヒットにより、PSPが一気に販売台数を伸ばす結果となりました。業界の成功の方程式である、「魅力あるゲームソフトが、ゲーム機の販売を牽引する」というセオリーを体現しました。前作『モンスターハンターポータブル 2nd』と、本作『モンスターハンターポータブル2nd G』の成功の後、PSP向けタイトルが大きく飛躍したことからも、ゲーム業界の勢力図に大きな影響をもたらしたタイトルです。
※ 1 モンスターハンターポータブル 2nd G PSP® the Bestを含む